２００１．３．１４　潮岬アシカ


経過（言い訳）
知りあいの野村さんがやってきて、「釣りに行こうか。」ところが野村さん船酔いしてしまう、田辺の船は無理じゃな、NOAAの水温見て
見ると枯れ木灘沿いに冷水の帯が潮岬をかすめるように沖に伸びている。潮岬で１６℃ちょいか・・・「あんまり釣れないぞ
、人も多いし」「竿だけ出せたらええし」「ほんじゃ久しぶりに行ってみようか」ほんとは串本大島から東の方がええと思うけどさらに遠
いしなー、潮岬ならサンコでも遊んでくれるじゃろ、磯なら揺れないからと潮岬の磯釣りに決定。
距離があるし、あんまりゆっくりじゃ仮眠時間取れないから、しんどいしで、おいらの車で行こうと言うことで、１０時半出発、１時半頃串
本の本田釣具店前に到着、仮眠、５時前に起きてエサを購入、何でも１ヶ月くらい前に浜渡船の名物おじやん亡くなったらしい。船頭現
役やめて気の張りが無くなったのか・・・

浜渡船に到着、１０人程の釣り客が来ている。５時４５分船出と言うので急いで準備、船着きに降りると「うりた渡船」の客が人、笠原
に１０程居たから４０人程か・・・ヨボシ、エボシ、オオクラと客を降ろして、足場の良いアシカに行くように船頭に告げる。
今日は、曇りがち南東よりの微風だが波もない、思ったより暖かい。
うりた渡船の先客が２人、ん？人が少ない。釣れてないのかなー　西の端は先客が占領してるので、野村さんに真ん中の出っ張りに
行くように言って、野村さんように棒ウキスルスル仕掛けの道具を準備。おいらは空いた高場で様子見、しばらくマキエするが何にも
出てこない。潮は殆ど止まっている。何やエサトリもおらんやん・・・
野村さんの様子を見に行くと、沖向きはゆっくりだが潮が右寄りに流れている。「野村さんどうや」「サシエも取らん」よく見ると道糸を張
りすぎて、仕掛けが全く沈んでない・・・もっと糸を送り出すように言って、「サンコくらいなら喰うはずやで、がんばりや」
高場に戻って、釣っているとやはり何も出てこない。野村さんの横に移動「喰ってもええはずなんやけど・・・」とか言いながらマキエし
てじーっと見ていると、深い所でグレらしいのチラッ　４ヒロくらいか・・・「野村さんおるで」、野村さん相変わらず道糸張りすぎ、１００年
やってても喰わんぞとか言いながら、横でちょい竿出し、潮は極ゆっくり右手に流れていく、道具がなじんだ頃徐々に糸がスルスル出
始めて、すぐにスプールの回転が加速、喰った。３４、５ｃｍのグレ。「ほらおるやろ」、再度仕掛け投入、またまたスプールがシュルシ
ュル今度は竿を叩いている、予想通りサンコじゃった。水面でしゃくって糸を切ろうとすると、ドラッグが旨く滑って切れない、野村さん
持って帰る言うのでキープ。
「沖向き魚おるからがんばりや、もっと糸送って、マキエあそこに、また道糸が張りすぎやで、あの辺で喰うで・・・」ああせえこうせえ
まるで口やかましいおばちゃんみたいじゃけど、どうも旨く流せないみたい。んー困ったな、仕掛け沈まないと釣れないし、仕方ないの
で、ジンタン1号持ってきて取り付ける。グレはしんどいかもしれないがサンコくらい喰うじゃろ・・・なんぞ釣ってもらわなければ・・・
あんまりじゃましてもいかんので、場所を野村さんに譲って再度高場で遊ぶ事に、マキエを続けているとブダイみたいなのやらハコフ
グが見えてきた。ビュビュビュビュ突然糸が出始めて、コロダイ？上がってきた何やら黄色いな・・ヒブダイだった。さすが潮岬、今頃
でも水温高いんやなこんなん釣れるわ思っていると、野村さんもサンノジが釣れたようだ。良かった良かった。
サンノジばっかし追加後、潮が当たり潮に変わって、潮下側は浅場向きに流れ始めて、全く釣りにならなくなった。程なく午後２時の
終了タイム、帰りエボシ、ヨボシ、オオクラの釣り客拾って帰港、状況聞くと「サシエも全然取らない、サンコさえ喰わない」「今日は岬
のグレはお休みじゃ」とか言っていた。浜渡船の釣り客残る全員丸ボーズみたいだった。

超久しぶりに潮岬の磯に行ったけど、今回だけなのか以前の面影まるで無し潮行きのせいかなー　アシカの大グレも全く居ないし
何か潮に勢いちゅうか活気みたいなものが無かった。　


釣　果
　　　グレ３５ｃｍ１枚、ヒブダイ１、他サンノジ３５ｃｍ前後６（百村さん他サンノジ１）
　　　 　　　
使用道具
　　　リール：CV-Z253竿：NEW本田７ｍ、道糸＆ハリス：グランドマックス２．５号
　　　　針：フカセグレ５号　流し込み釣り
野村さん
　　　　リール：ダイワトーナメントX２５００iA竿：ダイワＨＺ磯１号、道糸＆ハリス：シグロン　Ｐtype２．５号
　　　　針：フカセグレ５号　棒ウキのスルスル
　　　　


アシカからドウネ方向 アシカの釣り風景
釣果グレは１枚のみ